【 第一章 
はじめよう、たすかる暮らし方 

出典:東京くらし防災


日頃から災害時の危険をシュミレーションをしておくことで、未然に防災できることもあります。無理せず自分のペースで。日々の暮らしをちょっとだけ見直すだけで、未来の行動が変わるかも?



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出かけるときの防災 

■屋での危険想定


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・割れたガラスや看板が落ちてくるかも…

・電柱やブロック塀、自動販売機が倒れてくるかも…

・古いビルや木造家屋が倒壊してくるかも…



■屋での危険想定


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・会社やジムでは、ロッカーでドアがふさがれて、出られなくなるかも…

・商業施設では、大きなガラス扉が割れたり、天井のオブジェが落下してくるかも…

・飲食店では、食品類が飛んでくるかも…


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外出先で災害に遭った場合、まわりに倒れたり落ちてくる物がないか確認したあと、身を守れそうな場所を探します。さらに、非常口や階段、広い道路など避難ルートのチェックをしておくと良いでしょう。



■外出時のおしゃれにも“安心”を心がけて


・肌の露出が少ない服装

夏場に着込むのはさすがにキツイので、薄手の軽い長袖をバッグにしのばせておくと良いでしょう。また、学校や会社にも置いておくと、いざというときに役立ちます。
冬場なら少し厚めに着込むようにしましょう。あんまりやりすぎると装備が重くなり、体に負荷がかかるのでほどほどに。


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大判ストールは災害時に役立つ超便利アイテム!粉じんによる汚れを防いだり、マスク・包帯・日よけ・ブランケット・避難所の間仕切りとしても使えます。これはマスト。


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・歩きやすい靴

たとえば、スニーカーやフラットシューズ。災害時に高層階から階段を降りたり、長時間歩くことを想定した、歩きやすい靴選びを。

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・両手が塞がらないバッグ

いざという時、両手があいている方が身の安全を確保しやすくなります。リュックサックやショルダーバッグなど、ひとつは用意しておくと便利です。これとは別に、小さく畳めるエコバッグは軽くて持ち運びしやすいので常備しておくと◎

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これらが理想的な“安全性の高い外出スタイル”です。全部だと難しいので、ひとつだけでも取り入れられたらOK。



■「歩いて帰る」をシュミレーションしてみる


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発災時に交通機関がマヒしてしまったらどうしますか?動くまで待つ?それとも歩いて帰る?どうするかは自分次第。しかし後者を選択した場合、事前に “ どのくらい歩けば帰宅できるのか ” をシュミレーションしておけば、帰宅するかしないかの判断材料になります。


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・暗くて危ない道や通れない場所もあるので、複数のルートを想定しておく

・災害時帰宅支援ステーションの場所を確認しておく



■災害時に役に立つアイテム一覧

・携帯充電器

・身分証明書

・筆記用具・メモ帳

・家族の写真(画像)

・救急セット(マスク・ばんそうこう・目薬 等)

・ウェットティッシュ

・生理用品

・大判のハンカチ

・ヘアピン・ヘアゴム

・飴やガムなどの携帯お菓子

・ライト



次回も防の話は続きます。


防災シリーズはこちら



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